洋服を作ったり布小物を作ったり、手づくりしてるとどうしても出てくるはぎれ。
勿体無くてなかなか捨てられず、どんどんたまってしまいますよね。
お気に入りの柄なんかだと特に。
そんなお気に入りのはぎれでランダムにパッチワークをして、コースターに変身させてみました!
「ラリーキルト」風に刺繍糸でステッチも入れたので、強度も増しています。
自己流ですが、ランダムパッチワークのやり方もご紹介します♪
パッチワークとラリーキルトについて
パッチワークとは
種々の色・柄・形の小布をはぎ合わせて一つの面を作る手芸の技法。ベッドカバー・クッションなどに用いる。つぎはぎ細工。
引用:デジタル大辞泉(小学館)|Weblio
パッチワークを趣味でされている方も多いですよね。
パッチワークをした表布・キルト芯・裏布の3つを重ねた状態で縫い合わせたものを「パッチワークキルト」と言います。
パッチワークされた布のほとんどがキルティングされているような印象です。
ラリーキルトとは
古くなったサリーやデュバタ、腰布、ハギレなどをパッチワークしてランニングステッチ(刺し子)を施したテキスタイル。インド・パキスタン・バングラデシュなどの中央アジアで長い間受け継がれてきた伝統工芸品です。
引用:IDÉE SHOP ONLINE
こちらはキルト芯を挟んでキルティングするわけではなく、古くなった布地を重ねて繋いで一枚の大きな布にして、さらに強度が増すように刺し子のようにチクチクランニングステッチをして…と、まさにSDGs!
このラリーキルトが本当に素敵で、色の組み合わせやステッチなど全て一点もの!
いつかこれだ!!というとっておきの一点に出会いたい…!
ランダムパッチコースターの作り方
1.材料と道具
- はぎれ
- 裏布 12cm×12cm
- 刺繍糸
- 裁縫道具
- キルト芯 12cm×12cm (お好みで)
2.ランダムにパッチワークをする
はぎれ2枚を中表に合わせ、布端から約5mm〜1cm内側をまっすぐ縫います。
はぎれの形がバラバラなので、特に縫い代の幅は気にせず縫い目が真っ直ぐになるように縫います。
塗った後に縫い代がまっすぐ5mm幅ぐらいにになるようにカットします。
同じように、はぎれを2〜3枚ずつ繋げていきます。
縫い代は片側に倒しておきます。
余分な箇所をカットして、なんとなく形を整えます。
パーツ同士を中表に合わせ、同じように縫い合わせます。
カットして縫い代を整えます。
(写真では型紙を使っていますが)裏布を合わせて大きさを確認しながらパーツを繋げていくど無駄も省けてやりやすいです。
いくつかパーツをつなげ、ひとまずランダムパッチの完成です!
3.パッチワークと裏布を合わせて縫う
パッチワークでつなげた布と裏布を中表に合わせ、布橋より1cm内側を縫います。
(お好みでキルト心を挟んでも♪)
返し口を数センチ開けておきます。
はみ出ている縫い代をカットします。
角の縫い代は斜めにカットします。
角の縫い目を切ってしまわないように2mmほど縫い目から離してカットするようにします。
4.表に返して返し口を閉じる
返し口からに返して返し口を閉じます。
このままでも十分可愛いので、ここで完成にしてもOK♪
5.刺繍糸でひたすらなみ縫いして完成!
刺繍糸で根気よくなみ縫いして完成です♪
ラリーキルト風にランニングステッチ(なみ縫い)した布は丈夫になるので耐久性にも優れています。経年劣化でほつれてきても、それがいい味を出してくれますよ♪
パッチワークはランダムでもいい!
パッチワークは、様々な色・形・大きさの布をつぎはぎして一枚の面にすること!
余ったはぎれをランダムに繋げていくのも立派なパッチワークです。
お気に入りの柄だからこそなかなか捨てられないはぎれを、余すことなく使い切れるって嬉しいですね。まさにSDGs!
小さなはぎれを使うほど一枚の布にするには時間がかかりますが、その分達成感と愛着は増し増しです。
はぎれ活用の参考にしていただければ嬉しいです♪
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