縦長あずま袋(メッシュバージョン)作りました。作り方と布選びの注意!

前回作った縦長あずま袋がなかなか可愛かったので、サイズアップ&メッシュ生地で作りました。

はい、某ブランドをイメージして。。。

横幅が約38cm、縦(肩紐含まず)が約33cmで、容量もたっぷり。

余裕で肩に掛けることもできて使い勝手のいいサイズです。

厚みのあるメッシュ地を使ったので荷物を入れても安心。

持ち手には革を使い、経年変化を楽しめるようにしました。

使用した生地

使用したメッシュ生地はこちら。↓

リュックの背中に使われているような、あんな感じの生地です。

参考にしたバッグの本家本物を見たことがないので、果たしてこの生地で作って大丈夫なのか、、、と迷いましたが、いざ完成してみると黒色ってこともあり、割としっくり。

個人的にはいいんじゃないかと。

肩にかけるとこんな感じ。

縦長あずま袋の作り方

型紙作成

縦長のあずま袋を作るには、正三角形を6つ繋げた型紙を作って作るのが一般的です。

このように。

今回横幅38cmのバッグにしたかったので、サイズはこのようになります。

正三角形1辺の長さが、バッグの横幅と同じになります。

使用する布幅に注意!

今回作った横幅38cmのあずま袋だと、横幅は「 (38cm×3)+19cm+縫い代」となり、140cm弱の幅の生地が必要となります。

通常幅の生地だと生地幅が足りません。

生地幅150cm程の実寸がある布でも、メッシュ生地だと両端10cmくらい厚みが薄くなっている物があったりして有効幅が変わってくるので、生地選びには注意が必要です。

縫い合わせ

点線の箇所で中表におり、まずはAとAを縫い合わせます。

そして同様にBとBを縫い合わせます。

BとBを縫いわせる時がちょっとややこしく感じるのですが、AとAを縫っていないものと考え、布が広がっているイメージを持つと比較的やりやすいかもしれません。

形を整えたらすでにあずま袋の形に!

表地、裏地でそれぞれで作り、中表で縫い合わせて、返し口からどんでん返しをします。

返し口をとじ、持ち手の先を縫い合わせてお好みの持ち手を作れば完成です!

作る時の注意

布幅に注意

先ほども書いたように、作るサイズや布の種類よっては生地幅が足りないことがあります。

せっかく布を買ったのに横幅が足らなかったという事のないように、生地購入には注意が必要です。

どうしても作りたい生地の布幅が足りない時は、

このように型紙を半分にして、縫い合わせてから作成するというのも一つの手だと思います。

これだと布幅が通常の110cm幅のものでも作ることができます。

合印をきっちりと!

あずま袋って縫う工程が少ないので確かに簡単に完成するのですが、構造上縫い合わせる箇所がずれてしまうと袋全体に歪みが出てしまいます。

型紙を写した時にここの三角の頂点の部分にしっかりと印をつけ、歪まないようにするのが綺麗に仕上げるポイントです。

興味のあるかた、ぜひ作ってみてくださいね〜。